キャットフードの定義

一般的に飼い猫に与える餌としては、キャットフードを思い浮かべる方が多いと思います。
キャットフードの定義については、ペットフード協会により「ペットフードとは、穀類、デンプン類、糟糠類、糖類、油脂類、種実類、豆類、魚介類、肉類、卵類、野菜類、乳類、果実類、きのこ類、藻類、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、その他の添加物などを原材料とし、混合機、蒸煮機、成型機、乾燥機、加熱殺菌機、冷凍機などを使用して製造したもの、または天日干しなど簡易な方法により製造したもので、イヌの飲食に供するもの(以下「ドッグフード」という)またはネコの飲食に供するもの(以下「キャットフード」という)をいう」(※1)とされています。

簡単にいえば「工場などで生産された猫用の飼料」と定義できますが、その形態は様々であり、原材料としての素材の種類、またフードの目的によっても分類できます。
キャットフードは猫の成長や健康維持に欠かせない栄養素を含んでおり、猫が食べられない、あるいは食べない方が望ましい材料を除去して作られています。
同じペットフードといっても、キャットフードとドックフードでは含まれる栄養分のバランスや原材料が異なります。
その意味でキャットフードは、「猫のために作られた猫の食用に適した餌」と定義する事ができます。

キャットフードは猫の毎日のご飯として、また必要なエネルギーを確実に摂取できる餌として、材料や含まれる栄養分には猫に適した工夫がなされています。
たとえば過剰に摂取すると消化不良を引き起こす事がある炭水化物や、同じく摂り過ぎると泌尿器系の疾患の原因になるとされるミネラルは、バランスを考慮して配合されています。
不足すると目の病気を引き起こすタウリンなど、猫にとって必須アミノ酸に分解されるタンパク質や、体内で合成できない種類のビタミンもきちんと含まれています。
またキャットフードの原材料には、猫にとって中毒を起こすような食材は使われていません。
身近な食べ物でいうと赤血球を破壊する玉ねぎや、嘔吐や痙攣を引き起こすカカオ類など、摂取量によっては重篤な症状を引き起こす場合もあります。
猫にとって有害な食材を除去しているキャットフードは、猫に必要な栄養素をそなえているだけでなく、飼い主さんが安心して与えられる猫の餌だと定義する事もできます。

さらにキャットフードには子猫や老猫などライフステージに合わせた物や、肝臓や腎臓の病気など、その猫の疾患に配慮した物もあります。
子猫向けのキャットフードについてはこちら
老猫向けのキャットフードについてはこちら
手作りでは難しい栄養バランスを手軽に摂取できる、個々の猫の状態や猫の好みに合わせた物が自由に選べるという点でも、キャットフードは非常に優れた猫の餌の形態だといえるでしょう。

参考URL
https://www.ame-today.com/select.html
https://www.inkstainedhands.com/reviews.html