キャットフードの種類

キャットフードには様々な商品があります。
国産や外国産、メーカーや使用されている原材料の違いなど、実に多くの種類があるキャットフードは、主にその水分含有量よって分類できます。

(1)ドライキャットフード

いわゆる「カリカリ」と呼ばれるフードです。
一般的に猫の餌というと、このドライキャットフードを指すことが多いです。
球状や円柱状など、加熱処理された小さな固形になっていて、製品の水分含有量は10%以下に調整されています。
水分含有量が13%以上になると温度や湿度によってはカビが生える場合もあるので、安全性を考えて10%以下という少ない含有量に設定されています。
基本的に固く、猫のライフステージによっては水でふやかして与える必要があります。
味のバリエーションが豊富で低コストの商品もあり、保存性に優れています。

(2)セミモイストキャットフード

水分含有量としては、ドライタイプとウェットタイプの中間に位置するキャットフードです。
製品の水分は25~35%くらいで、フードの水分を保つために湿潤調整剤が添加されているほか、カビの繁殖を防ぐための添加物が使用されている事が多いです。
セミモイストキャットフードは原材料を配合、成形し、乾燥させずに冷却処理をして作ります。
なお類似の餌としてソフトドライキャットフードは、セミモイストキャットフードと同じ水分含有量ですが、原材料を配合後に発泡して成形する点が異なります。
セミモイストを直訳すると「やや湿り気がある」となるように、半生らしくしっとりしていて、ドライよりは柔らかい食感をしています。

(3)ウェットキャットフード

水分量は75%ほどで、使用される素材そのものに近い食感、形状をしています。
魚や肉をペースト状やスープ状にしたフードで、匂いも強く、猫の嗜好性は高いとされていますが、ドライタイプなどに比べて割高な傾向があります。
アルミ缶やスチール缶、レトルトパウチなどに材料を充填後、品櫃を保つために殺菌処理をして作られます。
したがって新鮮な状態を長く保つことができますが、開封すると保存がききません。
餌そのものに多くの水分量を含むので、食事をしながら水分も摂れるという特徴もあります。

その他の分類としては総合栄養食や栄養補完食といった、キャットフードの目的による種類の分け方があります。
総合栄養食のキャットフードについてはこちら。
参考URL http://www.invitrovisual.com/sougoueiyousyoku.html
水分含有量による餌の形状はパッケージから判断できますが、同じタイプでも目的に応じた種類があるので、「副食」「特別療法食」など、パッケージに記載されている事が多いです。